私の記憶の1ページ。

備忘録として書いていきます

つわり備忘録。

 

産婦人科で初めて4ミリの赤ちゃんを

経腟エコーで見せてもらった日を境に

つわりが重症化し、実家に帰ることを決意。】

 

 

吐きたいのに出てくるものはない。

吐き気だけが襲ってきて気持ち悪い。

 

ただの水を飲むのが気持ち悪い。

炭酸水なら飲めた。

妊娠前は実母が飲んでいた炭酸水を

試しに飲んでまずいとか言っていたのに、

むしろ美味しい。

 

 

しめじ大好きだったのに美味しくない。

 

 

目眩すごい。

 

たまにおっぱい痛い。

たまに、地味に恥骨っぽいとこ痛い。

 

 

吐きたいのに吐けないを繰り返し続けた結果、

余計にむせてしまい、2〜3回ほど

食べたものや胃液を吐いた。

 

 

胎動を感じないからホントに

お腹に赤ちゃんがいる実感が湧かない。

でもつわりがあるから

赤ちゃんいるんだろうなとは思う。

 

 

赤ちゃん、元気かな。

つわりがあるから赤ちゃん元気だと

信じるしかなかった。

だけど、流産にも種類があって、

稽留流産だとつわりがあっても

母体には何も異常な症状が起きないから

気づかずに胎児は亡くなっている場合があるのも

漫画を読んで知っていたから、

不安で仕方なかった。

 

それでも、流産の原因の9割以上が

染色体異常など胎児に問題があるから、

流産のほとんどは母体のせいではない。

“長くは生きられない運命”の命なのだ。

それも同じ漫画を読んで知っていた。

 

結局、安定期を迎えて、

胎動を感じるようになるまでは

神頼みで赤ちゃんの無事を祈る、

赤ちゃんの生命力をひたすら信じ続けるしか

過ごし方がないのだ。

 

 

妊娠12週になると家で使える、

お腹の中の赤ちゃんの心音を聞くことが

できる超音波心音計「エンジェルサウンズ」を

ネットでレンタルして、

 

赤ちゃんの心音を聞くことで

"今、赤ちゃんは一生懸命生きてるんだ"

と安心材料にしていた。

(※まだまだ赤ちゃんは小さすぎるので

子宮の中のどこにいるか素人はわからなくて

赤ちゃんの心臓の位置を見つけるには

コツがいる為、見つけられなかった場合

逆に不安にさせられるというデメリットも)

 

 

この頃の4週間に1回ペースの健診は

腹部エコーで赤ちゃんの姿が見えるまで

毎回不安で行っていたが、それでも、

毎回大きく成長してくれる姿に

愛しさを感じていた。

 

 

妊娠9週辺りで母子手帳をもらいに行き、

私は今プレママで妊婦の実感が湧いたし

母子手帳の表紙がポケモンだったのに

テンション上がってさらに具合悪くなった。

(それはただのバカ)

 

 

 

妊娠16週、安定期を迎える頃にはつわりは

8〜9割落ち着いて妊娠20週にはなくなった。

 

安定期に入ったその日、

本当に大切な親友達には妊娠報告。

喜んでくれて嬉しかった。

1人の親友を除いては。