私の記憶の1ページ。

備忘録として書いていきます

計画誘発分娩出産。その3

 

心が折れたことその②

子宮口がなかなか開かない

 

1月23日23時過ぎに立ち会いする母が

病院に到着する。

 

陣痛が来るたびにお尻にテニスボールを

当てると痛みがほんのちょっとだけマシになる。

 

母にテニスボールを当ててもらって

深呼吸をして痛みを逃す。

 

24日のAM2時頃、助産師さんに

子宮口の開き具合を確認してもらった。

 

「うーん、、、まだ5.5センチくらいかなぁ」

 

 

はあ?

もう子宮口、おととい5センチになってから

24時間以上経ってんのに0.5センチしか

増えてないの??

こんなに痛いのに??

(22日よりはホントに遥かに痛みが強い。

でもまだ実は序の口)

 

ここで心が2回目折れました。

 

 

「体力奪われてるから

少しでもいいから寝るんだよ」と

看護師さんや助産師さんに言われるも、

 

いや無理っすこんな激痛が4〜5分置きに

来るこの状況でどう寝ろと?

 

母も、目をつぶるだけでも違うから寝てと

言ってくる(心配してくれてるのは知ってる)。

 

ただ、このときの痛みはまだ

お腹に強い生理痛、って感じの痛み。

 

AM4時半すぎ頃から、

痛みの感じ方が変わってきた。

 

お腹が痛いというより

腰が痛くなってきて、

でも腰の痛みの感じ方を言葉で

表現するのは難しい。

 

痛みの根源が痛みじゃない…

腰に膨大なエネルギーが発生してる感じ。

(絶対伝わらない笑)

(経験したことある人じゃないとわからんね笑)

 

 

痛みの位置が少しずつ下に下がってきてるのは

赤ちゃんも少しずつ下に下がってきてる証拠。

 

 

AM5時前にまた子宮口の開き具合を

見てもらうと、

 

「だいたい7センチくらいかなあ」

 

いやまあさっきよりは進んだよ?

進んだけど感覚的にはもう9センチくらいに

なっててほしかった。

(ちなみに陣痛自体はもう2〜3分置きに)

 

またここで3回目、心折れました。

 

そして

AM7〜8時頃にまた促進剤の点滴再開。

「今日、絶対生もうね!」と

助産師さんから言われる。

 

促進剤をスタートしたら割とすぐ

強い痛みを感じる場所が

腰からお尻に変わった。

(膨大なエネルギー発動中)

 

ここらへんで「破水させるねー」と

言われ、膜を人工的に破いてもらう。

羊水って生暖かいのね、、、

もし予定日前に自然とお産になるんであれば

先に破水から来てほしいななんて思っていた。

 

あんなに楽しみにしてた破水、

一瞬で終わる。

 

9時くらいに見てもらうも、

「うん、7センチのままだね」

 

 

さっきと一緒かいな!!!!

ここで4回目、心が折れました。

 

 

そしてそこで助産師さんから言われる一言

「お産進めるために起き上がって胡座をかこう。

できればスクワットもしよっか」

 

今まで私はベッドに横になって

陣痛の痛みを逃して耐えていた。

 

体勢を変えるのもしんどくて

無理ー!鬼だよ鬼ー!と思った。

なんとか胡座はかけたけど、

スクワットは無理っす。痛過ぎて。

 

そして胡座をかくと

羊水が股からドバドバ出てくる出てくる。

 

 

 

胡座の状態で痛みを逃して、

 

やっと正午前後くらいに

子宮口9センチになった。

 

 

そして相変わらず陣痛が来るたびに

深呼吸を続けるも、

 

実は子宮口が7センチくらいになった辺りから

ホントに痛過ぎて、

 

「フーーー!!フーーー!!フーーーー!!」

 

もう深呼吸風に叫んでました。

息を「ふぅー、、、」と空気を吐く感じは

もうできない。痛過ぎて。

 

9センチになる頃には

「フーーー!!いたーーーい!!!フーーー!!うわーー!!!フーーー!!」

 

深呼吸風の叫びだけじゃなく、

普通の叫びも入ってた。

 

(ホントは声出せないくらい痛いけど、

深呼吸が一番ベストではあるが

せめて声は出さないとお腹の赤ちゃんに

酸素が届かなくて苦しくなってしまう)

 

 

一応、朝食も昼食も入院食が来るけど

もちろん食べる余裕はゼロ。

 

もったいないので運ばれて来た入院食は

母に食べてもらい、

私は母が売店で買ってきたウイダーゼリーを

飲んで栄養補給していた。

 

ホントに子宮口9センチになるまでが、

長過ぎた。

 

入院食を廊下にある机で食べていた母が、

「あんたの声、廊下まで筒抜けすぎたよ」

 

知るか!!